ホタル [science]
正しい物は これじゃなくても
忘れたくない 鮮やかで短い幻
「はやぶさ」が閃光を放ちながら、
地上へと落ちてゆく映像は、
それはそれは美しいものだった。
美しいものは、儚い。
いや、儚いからこそ、より美しいのだよ。
そして、人は、夢を見る。
様々な、想いを、そこに重ねあわせることで、
より自分に近い方へと引き寄せようとするのだ。
マンガ「ハチミツとクローバー」でおなじみの羽海野チカさんのツイッターで盛り上がっていたのだけれど、
今回のこの「はやぶさ」の映像にもピッタリのこの曲、スピッツの「ホタル」が収録されたアルバムは「8826(ハヤブサ)」という。
なんという偶然!
「はやぶさ」は、打ち上げてからこれまでずっとトラブル続き。
こうして無事に戻ってこれたことが奇跡のようなもの。
私が仕事をしていた頃、しつこいほどに叩き込まれたことは、「PDCA」であった。
「PLAN」→「DO」→「CHECK」→「ACT」→「PLAN」→・・・
カタチのないものを図式化するのはとても難しい。
でも、これはすべての物事に通じることなのだと思っている。
やみくもに石を積み上げても、高い塔は作れないし、
また反対に、ひたすら計算ばかりしていても、高い塔は作れない。
そして、そこには常に「失敗」と「改善」が付きまとう。
どこにいっても、「完璧」なことはないのかもしれない。
難しいねぇ。。。
終わりよければ全て良し、と纏めてしまうにはあまりにも惜しい。
失敗も、困難も、そして、それに対して頭を悩ませ努力したことも、
すべての過程ひとつひとつすべてが集まって、あの光なのだと思う。
人間もね。
積み重ねてゆくものなのだな、と最近になって気付く。
イキナリ何かになるわけじゃなくて、
日々、藻掻きながら足掻きながら、やってきたことすべてが、
ちょっとずつ積み重なって今があるのだな、と思う。
そこには、自分では認めたくない「無駄なもの」も混ざっていて、
でも、それも今の自分のパーツなんだろうね。
生まれてから死ぬまでのノルマを片付けながら。
時々、面倒臭いなぁ、とか、思いながら。(笑)
あと少しの道なのか、まだだいぶあるのか、わからないけれど、
時々、こうして、美しいモノに引っ張られながら、
マイペースに歩いていこうと思う。
忘れたくない 鮮やかで短い幻
「はやぶさ」が閃光を放ちながら、
地上へと落ちてゆく映像は、
それはそれは美しいものだった。
美しいものは、儚い。
いや、儚いからこそ、より美しいのだよ。
そして、人は、夢を見る。
様々な、想いを、そこに重ねあわせることで、
より自分に近い方へと引き寄せようとするのだ。
マンガ「ハチミツとクローバー」でおなじみの羽海野チカさんのツイッターで盛り上がっていたのだけれど、
今回のこの「はやぶさ」の映像にもピッタリのこの曲、スピッツの「ホタル」が収録されたアルバムは「8826(ハヤブサ)」という。
なんという偶然!
「はやぶさ」は、打ち上げてからこれまでずっとトラブル続き。
こうして無事に戻ってこれたことが奇跡のようなもの。
私が仕事をしていた頃、しつこいほどに叩き込まれたことは、「PDCA」であった。
「PLAN」→「DO」→「CHECK」→「ACT」→「PLAN」→・・・
カタチのないものを図式化するのはとても難しい。
でも、これはすべての物事に通じることなのだと思っている。
やみくもに石を積み上げても、高い塔は作れないし、
また反対に、ひたすら計算ばかりしていても、高い塔は作れない。
そして、そこには常に「失敗」と「改善」が付きまとう。
どこにいっても、「完璧」なことはないのかもしれない。
難しいねぇ。。。
終わりよければ全て良し、と纏めてしまうにはあまりにも惜しい。
失敗も、困難も、そして、それに対して頭を悩ませ努力したことも、
すべての過程ひとつひとつすべてが集まって、あの光なのだと思う。
人間もね。
積み重ねてゆくものなのだな、と最近になって気付く。
イキナリ何かになるわけじゃなくて、
日々、藻掻きながら足掻きながら、やってきたことすべてが、
ちょっとずつ積み重なって今があるのだな、と思う。
そこには、自分では認めたくない「無駄なもの」も混ざっていて、
でも、それも今の自分のパーツなんだろうね。
生まれてから死ぬまでのノルマを片付けながら。
時々、面倒臭いなぁ、とか、思いながら。(笑)
あと少しの道なのか、まだだいぶあるのか、わからないけれど、
時々、こうして、美しいモノに引っ張られながら、
マイペースに歩いていこうと思う。
2010-06-17 19:37
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コメント(4)
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日本人は“はやぶさ”という響きが本当に好きなのでしょうね!
それにしても日本の技術の凄さはトドマルトコロヲしらない・・・って感じました。
あんな小惑星に無人探査機を送り込み、そして採取して帰ってきた事実は相当に凄いものでしょうね。
他の国の何処も成しえる事のできなかった偉業を成し遂げた日本はやっぱり凄い!
by mirai (2010-06-18 15:20)
あの塀の向こう側 何もないと聞かされそれでも感じる赤い炎の誘惑
誰よりも速く駆け抜けLOVEと絶望の果てに届け
君を自由に出来るのは宇宙でただ一人だけ
(スピッツ 8823)
ムダなものばかり欲しがって足りないものはまだみつかんね~
見ろあの夕焼けを美しい・・・上昇し続けることはできなくてもまたやり直せるさ
(スピッツ 放浪カモメはどこまでも)
見えそなところでハラハラあなたのために蝶になって
右手に小銭ジャラジャラあなたのために蝶になって
気の向くままにフラフラあなたのために蝶になって
飛んでゆけたなら・・・
(スピッツ メモリーズ)
人類の英知って・・・実は諦めから出発してるのかも?
どんなに失敗と無駄と絶望に塗れても・・・
その過程こそが美しいから!
夢中になる瞬間が愛しいから。
いつか・・・
あの天空に輝く星に、辿りつくと信じてる。なんちって!(笑)
by riamn (2010-06-19 20:45)
miraiさん、おはようございます。
コメント&nice!ありがとうございます♪
「はやぶさ」という響き、美しいですよね!
名前ってやっぱり大事なのです。
決して奢りすぎることなく、でも秀逸で、美しいイメージ。
そして、それを支える多くの力!
もっともっと、科学技術に夢を馳せる時代が続いて欲しい!
これこそが日本の宝ですよね。
by チハル (2010-06-22 08:23)
riamnさん、おはようございます。
コメントありがとうございます♪
本当にね!「8823」はあまりにもハマりすぎてビックリです!!
スピッツの方が先だと思うのだけれど、何か関係があるんじゃないの?これをベースにネーミングしたんじゃないの?と、疑ってしまうほどです。
って、ファンの妄想ですがね。。。(笑)
そこにあるものを、当たり前のように使い捨てるだけじゃなくて、
もっともっと、先の、奥深くの、見えないものを、
ただ純粋に、追いかける欲望に夢中になって、
時には失敗したり、壁にぶち当たったり、一歩引いたり、回避したり、
それでも、少しずつでも前に進む努力をすることが、
「夢」と呼べるような社会が健全なのだと思う。
全てがうまくいきすぎたら、やっぱり面白くなくなっちゃうのだよね、きっと。
なかなかたどり着けないからこそ、美しいのだよね♪
by チハル (2010-06-22 08:30)