ボーイの季節 [mind]

皮の鞄ひとつだけなの
貴方の記憶が唯一の地図よ
空が金色に染まる時
それまでにきっと約束のsunset



「ボーイの季節」松田聖子(1985.5)
作詞、作曲:尾崎亜美






そう。
言葉なんて、流れていってしまう。
どれだけ素敵な台詞でも、
どれだけ素敵な歌でも、
壊さないように、大事に箱に入れておいたつもりでも、
そのままの形を取ってはおけないものなんだ。



でも、その受け取った瞬間の、心が動いたあの「感覚」は、
自分のあらゆるパーツが、ずっと覚えている。
記憶のずっと奥深いところに、大事に取ってある。
それは、一生の宝物で、忘れたりしない。



日常に流されて、どんどん気持ちが閉塞していっても、
その歌を聴いた瞬間に、その感覚が引っ張り出されることがある。
人の五感は繋がっているから、
ただ、耳から入ってきた音だけで、
あの時の匂い、あの時の温度、あの時の味までもが、蘇ってくる。





理想と現実の狭間でもがき苦しむ日々。
誰も、僕を、責めたり、出来はしない、と、
「眠れぬ夜」を過ごす日々。
繰り返す日々。



強く。
強く。
強く。



雑草のようにたくましく。



Image085.jpg

そこで種が芽を出したことは、
生きていけるという審判を受けたということ。
全ての生物には、生かされていることには意味があるのだから。

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コメント 3

mirai

はじめまして
コメント&ナイスありがとうございました
面白いブログですね!今度からもちょくちょく寄らせてもらいます
by mirai (2009-10-09 21:09) 

omisa

チハルさん。こんばんは。

そうですね・・・言葉は、流れてゆく・・・何処へ行くのかな・・・。
けど、その言葉を聞いた時の「感覚」は、忘れないと思う。
五感が、覚えているのかな・・・。
その「感覚」を鈍らせたくないです。
いつもココロのアンテナを張り巡らせたい。

迷ってばかりの自分に、チハルさんの記事の言葉達が、
ココロの奥に響きました。
たかが雑草、けど、萎れず・・・生かされている。
雑草のように、タフに、なりたいです・・・・。
by omisa (2009-10-10 00:22) 

チハル

miraiさん、こんばんわ。

コメントをありがとうございます♪
気の向くまま、そのときに思ったことをつらつらと書き綴っていけたら、と思っています。
もしよろしかったら、また覗きにきてくださいね。



omisaさん、こんばんわ。

そうですね。言葉そのものは消えてしまうけれど、その時の感覚は覚えているのですよね。
心を揺さぶられる瞬間の、あの感動とか!
素敵な言葉や、素敵な歌に出会いたいですね。
自分の気持ちもまた大事かもしれないな、って思います。

些細なことに折れない、タフな人になりたいです。
強い人は優しい人が多いから。
そういう人でありたいです。。。
by チハル (2009-10-10 20:17) 

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