未知標 [mind]
静かな夜に 流れる調べは
遠い昔に 母が歌う子守唄に似て
想い出たどる まどろみの中から
深い眠りの中に誘う 夢の未知標
Remember 気がつけば
幼い日の心を忘れて
いつか移りゆく時の中に
染まってしまう
青い波の向こう側に
七色の虹があると
信じていたあの頃の
私はどこに
「未知標」あみん(1982.7.21)(「待つわ」c/w)
作詞、作曲:岡村孝子
日々の喧騒に流されて、時々、自分の中でいろいろなものが滞る。
自分らしく、まっすぐに生きていきたいという「理想」と、
気付けば小さな嘘をついている自分がいる。
考えても、考えても、上手な生き方がわからない。
いつも、小さな決断ですら、迷いの渦の中にいる。
ある時、「パニック障害」という疾患に陥った。
20代後半のときのことだった。
自分の存在意義に悩み、将来が見えず、
何もかもが中途半端で、精神的に追い込まれてしまったのだと思う。
最初はその病名に気付かず、やがて、そういうものだと認識するのであるが、
その時は、疾患の名称などどうでもよかった。
誰かと同じでも、独りきりでも、どうでもよかった。
そのくらい、追い込まれていたんだと思う。
病院というのは、何とも恐ろしく、便利なところで、
「頭が痛いんです」といえば「頭痛薬」をくれ、
「お腹が痛いんです」といえば「腹薬」をくれる。
「情緒不安定なんです」といえば「精神安定剤」をほいほいと出してくれるわけであるが、
それをもらったことで「助かった」と言う風には思えない。
やがて「精神安定剤」にすら、追い込まれるようになる。
常に「死んでしまうかもしれない」という不安感が拭えず、
爆弾を抱えて歩いているような状態だった。
「鬱」の時は、「いっそ死んでしまいたい」と思うのに、
「パニック」の発作の時は「死にたくない」と思うのだ。
面白いね(笑)。
果たして、私はブログに何が書きたいんだろう。
誰かに何かを伝えたいわけではないのだ。
過去の栄光を自慢したいわけでもないし、
過去の失態を懺悔したいわけでもない。
このまま、独りで胸の奥にしまいこんで、
何もなかったような顔をして、雑踏に埋もれていれば、
何も怖いものなどない。きっと。
でも。
ここのブログには本当のことだけ書こうと決めている。
だから、過去も、現在も、未来も、ありのままを書こうと思っている。
遠い昔に 母が歌う子守唄に似て
想い出たどる まどろみの中から
深い眠りの中に誘う 夢の未知標
Remember 気がつけば
幼い日の心を忘れて
いつか移りゆく時の中に
染まってしまう
青い波の向こう側に
七色の虹があると
信じていたあの頃の
私はどこに
「未知標」あみん(1982.7.21)(「待つわ」c/w)
作詞、作曲:岡村孝子
日々の喧騒に流されて、時々、自分の中でいろいろなものが滞る。
自分らしく、まっすぐに生きていきたいという「理想」と、
気付けば小さな嘘をついている自分がいる。
考えても、考えても、上手な生き方がわからない。
いつも、小さな決断ですら、迷いの渦の中にいる。
ある時、「パニック障害」という疾患に陥った。
20代後半のときのことだった。
自分の存在意義に悩み、将来が見えず、
何もかもが中途半端で、精神的に追い込まれてしまったのだと思う。
最初はその病名に気付かず、やがて、そういうものだと認識するのであるが、
その時は、疾患の名称などどうでもよかった。
誰かと同じでも、独りきりでも、どうでもよかった。
そのくらい、追い込まれていたんだと思う。
病院というのは、何とも恐ろしく、便利なところで、
「頭が痛いんです」といえば「頭痛薬」をくれ、
「お腹が痛いんです」といえば「腹薬」をくれる。
「情緒不安定なんです」といえば「精神安定剤」をほいほいと出してくれるわけであるが、
それをもらったことで「助かった」と言う風には思えない。
やがて「精神安定剤」にすら、追い込まれるようになる。
常に「死んでしまうかもしれない」という不安感が拭えず、
爆弾を抱えて歩いているような状態だった。
「鬱」の時は、「いっそ死んでしまいたい」と思うのに、
「パニック」の発作の時は「死にたくない」と思うのだ。
面白いね(笑)。
果たして、私はブログに何が書きたいんだろう。
誰かに何かを伝えたいわけではないのだ。
過去の栄光を自慢したいわけでもないし、
過去の失態を懺悔したいわけでもない。
このまま、独りで胸の奥にしまいこんで、
何もなかったような顔をして、雑踏に埋もれていれば、
何も怖いものなどない。きっと。
でも。
ここのブログには本当のことだけ書こうと決めている。
だから、過去も、現在も、未来も、ありのままを書こうと思っている。
2009-11-05 14:06
nice!(2)
コメント(6)
トラックバック(0)
結構感慨深い内容ですね
白い薬の怖い所はそこなんですよね
漢方薬とは違い、何が調合されているのか解らない・・・
それでも、人はそれに頼ってしまう
それに頼らなくても良い生きやすい環境になってもらいたいものですよね!
僕も本当のことを書くようにしています
昔話は面白おかしくなるようにちょいと大袈裟にしている時もありますが・・・
ガンバ!ですね!
また寄らせてもらいます!
by mirai (2009-11-06 09:20)
miraiさん、おはようございます♪
クスリは怖いですよ〜(笑)。
私は、個人的にですが、「薬」と「毒」は同じものだと思っていて、「効く」ということは、必ずどこかしらに何か「作用」を起こしている、ということで、それは悪いこと「副作用」をも起こして当然だと思っているのです。
「うつ」の改善策は「精神安定剤」ではなく、自然に逆らわないこと!
いつも、纏まりのない文章を読んで頂いてありがとうございます。(苦笑)
miraiさんのような、思わず笑ってしまうような文章が書けるとよいのですが。。。
miraiさんのブログには、いつもとても楽しませていただいています♪
また、気が向いたらこちらにもお立寄ください。お待ちしています。
by チハル (2009-11-06 10:09)
この場所のチハルさんの記事は、ものすごく「自分」が、出ていると、
思います。
誰に伝えるのじゃなく・・・。
本当の事を書くから・・・読み手に伝わるのだと思います。
そこから・・・読み手が、解釈し、その記事の言葉を吸収していく・・・。
だから、僕も、いつも、ブログは、本当の気持ちを書いています。
チハルさんの真っ直ぐな言葉が、響きました。
あみんのこの曲、好きです。孝子さんのソロバージョンも好きです。
孝子さんの楽曲は、本当に、いいです。
by omisa (2009-11-07 11:16)
是非、記事がupされましたら読ませて頂きますね
by mirai (2009-11-07 17:15)
omisaさん、おはようございます。
何を書こうかと、迷っております(汗)。
でも、いい事も悪い事も、全てをさらけ出す場にしたいということだけは、決めました。
私がとても「悪いヒト」でビックリするかもしれません?(笑)
やはり、どうしても、「いいヒト」に見られたいと思うと、自然といい事ばかりを並べたくなってしまいますから、それではどんどんキツくなっていってしまうし、
ここで、自分を飾り立ててもしかたない、とか。
結局、本当の自分を受け止められない限りは、どこで何をしていても、何も変わらないのかもしれない、なんて今頃気づいたり。。。
「未知標」は名曲だと思います。孝子さんの才能に溢れている一曲。
結局、人生の「道しるべ」なんて、誰が示してくれるものでもない、自分の中にあるんだろうと思います。
by チハル (2009-11-08 06:42)
miraiさん、おはようございます。
ありがとうございます♪
これからもどうぞよろしくお願いします☆
by チハル (2009-11-08 07:30)