グッドバイからはじめよう [diary]


ちょうど波のように
さよならが来ました
言葉は もう何もいらない
ただ見送るだけ

遠く離れる者
ここに残る者
僕が決めても かまわないなら
何も言わないけれど

どうして あなたは
そんなに 手を振るのだろう
僕の手は ポケットの中なのに



「グッドバイからはじめよう」佐野元春(1983.3)






祖母の葬儀で号泣してしまった。
自分でも思いがけないほど、感情が溢れてしまった。



最近の私は、人との繋がりが消えてしまうことにめっぽう弱い。
いくらでも新しい出会いを増やしていけるはずなのに、
今、持っているものも、一つたりとも無くしたくないのだ。



人はみな、ずっとそのままではいられない。
時には、手を降ることも、必要。
それをわかっているのに、ポケットから手を出さない自分は、
なんと子供なのだろう、と呆れるばかり。



古いアルバムを見ると、
昔から「おばあさん」だったと思っていた人は「おばさん」で、
「おばさん」だと思っていた人は、素敵な「お姉さん」だった。



当たり前だけど。
人は、みな、歩かされている。



どこへ行く?
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