春景色 [season]


偶然な事が好き 運命は信じない
気まぐれが指す方角はどっちだい?
桜の匂いが好き 太陽が近付いて
会いたい人にいつだって会いにいく


「春景色」レミオロメン
作詞:藤巻亮太、作曲:レミオロメン




ether[エーテル]

ether[エーテル]

  • アーティスト: 藤巻亮太
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2005/03/09
  • メディア: CD






桜並木をくぐるとき、桜の匂いを感じたことはある?
あれだけ沢山の花が咲いているのだ。
バラの仲間の桜なのだから、強い匂いを放っても不思議はないのに。



桜は、ただ、さらさらと、笑っているように、そこに佇んでいて。



決して、自らを強く自己主張したりは、しない。



それでも、みんなが木の下に集まってきて、
「綺麗だね」
「素敵だね」
と目を細める。



もちろん。桜にも匂いはあるんだよ。



桜茶や、桜餅の、あの、独特の匂い。
知らない人も少ないだろうけれど、
それでもあの匂いをかいで、桜並木を思い起こす人って、あまりいない気がする。



一気に咲いて。
一気に散って。
風に乗って、いつのまにか消えてしまう、桜の花びら。



また、来年。
必ず会おうね。
みんな、君に会えるのを楽しみにしているよ。
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