泣けちゃうほど せつないけど [mind]

桜の花びら 舞う
公園で空を見てた
今頃 あなたはどんな
春を見つめてるの

いつもね 
あなたの笑顔 思うだけで
優しい気持ちになれるよ





泣けちゃうほど せつないけど

泣けちゃうほど せつないけど

  • アーティスト: 岡本真夜,岡本真夜,十川知司
  • 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
  • 発売日: 2005/11/09
  • メディア: CD






「チハルさんは、私の心の支えです。」



熱烈なフレーズに、ギョギョっと、仰け反った。。。



コレは、少し前に、
以前務めていた会社の後輩の女の子から来たメールの
1行目の文章だった。



オンナはオトコ以上に、
30歳に手が届くくらいになると、だんだん、いろんな道を模索し始める人が多いだろう。

結婚するとかしないとか、
出産するとかしないとか、
仕事をするとかしないとか、

自由になった、ということは、様々な選択肢が出来た、ということでもあるけれど、
どの選択をしても、自分で責任を取らなくちゃいけない、ってことかもしれない。



私にこんなメールをくれた後輩もまた、悩んでいた。
仕事で認められたいけれど、周りの人が評価してくれない、と。
今は子供もいないから、仕事が沢山できるけれど、
この先、子供を授かるかもしれないし、
そうなれば時間も限られてしまうし、キツイ仕事が出来る自信もない。
今、自ら「沢山仕事をさせてください」とは言いにくい。
でも、この先、子供は授からないかもしれないし、
一生、バリバリ働く人生になるかもしれない。
そうならば、男性と同じように仕事がしたいし、評価もされたい。
自分の言っていることが、ワガママでムシがいいのもわかってるけれど、
どうしても今の状況が納得できないのだ、と。



男性でも同じ事なのかもしれないけれど、
自分のことは、自分が一番よくわかっているようで、一番よくわかってないのかもしれない。
評価されたい、と強く思えば思うほど、評価されないのかもしれないし、
大体、人間が人間を評価するなんてことは、うまくいかないことの方が多いんじゃないだろうか。



誰にでも「いいところ」がある。
認めてくれる人がいれば、認めてくれない人もいる。
それはもう、仕方のないことで、どうしようもない。
ショーウィンドウに並んだフラワーベースを見て、
素敵だと思う人もいれば、全く興味を示さない人がいるのと
同じくらい説明ができないことだと思う。



「自分が決めた自分の良さ」を、評価してほしいなら、
そういう場所を探して、進むしかないんじゃないかなぁ、と思う。
結婚しても、出産しても、勝間和代さんのように、バリバリ働くことだって、自分の努力次第。
ただ、仕事で評価されて、出世して、給料が高くなることだけが「勝ち」ではないし、
自分が好きな自分を目指すことが心豊かかな、と、
自分の心持ひとつ、って感じがしちゃうんだよね、私は。
全ての他人を自分の思い通りに動かすことなんて、絶対に無理だもの。



それでも。
こんな、のほほんと、バカみたいに、人に譲ってばかりの私が、
こうして、食うに困ることもなく、寒さに凍えることもなく、
日々、平穏無事に生きていけるのは、ただの「運」だと思ってる。



とりあえず、健康が一番、かな?



どんなに 忙しくて 空見上げて
ちゃんと受け止めなきゃ 駄目だよ。



自分が誰かにもらっているものを、
誰かに分け与えてあげたいと思う。
そういう循環が一番幸せな事なんじゃないか、と、ぼんやりと思うんだよね。
それが「どうでもいいこと」でも、スピーチバルーンでも、結構大事かな、と。



ま、これも、私がそういう自分が好きだ、っていうだけの話だけどね。
これを押し付けるつもりはないし、絶対にイイコトだとも言わない。
ただ、私はそう思う、ってだけの話。
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コメント 4

riamn

YAZAWAも云ってたね。自分を大事にしてあげなきゃっ!! て。


チハルさんが周囲から愛されるのは・・・きっと、いつも自身を“客観的”に見つめることが出来て、そんな自分をきちんと! 評価してあげて、こころに水を絶やさないからこそなんでしょうね。
こころに水をあげなきゃ・・・どんどん萎れて枯れてっちゃうもんねっ。

でも・・・そんな当たり前のことに気付くのに、40年以上掛かりました。
情けないですけどねっ。(笑)
by riamn (2010-04-16 22:50) 

チハル

riamnさん、お疲れ様です。
コメントありがとうございます♪

自分で誉めてあげなきゃ、誰も誉めてくれない?(笑)
あまり「自分好き」でも嫌われちゃうかなぁ、とか思ったりするんだけど、でも、だんだんずうずうしくなるのよね、人って。
多分、若いときは恥ずかしいんだけど、長い時間自分と付き合っていくと、自分のいいところとか、他人が評価してくれる部分とか、見えてくるものなのかもしれませんよね。
だから、
「ええっ?ソコ、誉められちゃうの?自分??」
みたいな時があったりする。

本当はそんなに「自分好き」ってわけじゃあないんですよ、私。
でも、「嫌いなトコ」ばかり見てると、落ちるばかりですものね。。。
by チハル (2010-04-19 18:35) 

riamn

そうなんです・・・誰も褒めてくれないからっ。

(笑)

20~30代の頃はそうやっていつも世の中を呪っていました。
他者に責任転嫁していると楽なんですよね!
政治家がそうでしょ? なんて(笑)。


でも・・・結局、そうやって生きていると、必ずきっちり! 自分に跳ね返ってくるんだっていうことも、40代になってわかりました。(笑)

同時に・・・それがどうしたっ!! てな気持ちもどんどん強くなるっ。

それは、チャボさんから教わりました。チャボさん・・・かっこいいなぁ~
by riamn (2010-04-19 21:44) 

チハル

若いうちほど思うよね。
「誉められたい!」「認められたい!」って。
で、悶々と悩むの。
「自分はなんて駄目な人間なんだろう。。。」って。
でもそればっかりだと八方塞だから、他人を恨むようになる。
認めてくれないアイツらが悪いんだーーーー!!!(笑)

はい。
跳ね返ってきますよね。キッチリ。
不思議なもので、他人を誉めたり認めたりできるようになると、自分も他人から誉めてもらえたりするようになる。
世の中って、バランスを取るように出来てるんだよなぁ、って気付く。

って、気にしなければ、ナンてことないんですけどね。
♪ちっちゃいことは気にしない~、ワカチコワカチコ~
by チハル (2010-04-20 19:26) 

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